温泉情報 / 川古温泉 浜屋旅館

川古温泉 浜屋旅館
川古温泉の源泉温度は40度ほど。
その源泉が、加熱もせずに湯船に掛け流されている。だから、湯船では、37〜8度ほどになるため、ぬるま湯である。
つまり、長時間の入浴が可能な、湯治にはもってこいの温泉と言えよう。もちろん半身浴にも向いている。厳選の湯量は毎分700リットル以上あり、混浴の露天風呂には源泉が滝のように注がれている。
さて温泉の湯はどんな湯かというと、癖もなく臭いもない無色透明の湯。この湯が、昔から病に効くと湯治の客を引きつけている。その効果は「川古のお土産は、杖をひとつ捨て」という唄が残っているほど。
泉質は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩温泉を源泉かけ流しである。温泉の成分として、源泉1キロ中にカルシウムは262グラム、ナトリウムは129グラムと他のイオン成分と比べて含有量が、飛び抜けて多いのがこの川古温泉の特徴だ。そして、炭酸水素イオンが豊富なため、温泉に入ると肌に気泡が付着する。
川古温泉は、昔から神経痛とリュウマチにいいと伝えられてきた。この温泉は、他にも炭酸水素イオンの効果で新陳代謝もよくなり、慢性皮膚病(特にアトピー)や痔疾、冷え性などにもいい。ヘルニアや腰痛、そしてむち打ち症などにも効くという。
飲泉では、血糖値が下がると報告されている。つまり飲泉は、糖尿病の治療にも効くわけだ。胆のう症や胆石症、慢性便秘に肥満症や痛風などの治療にも効果がある。
これだけ源泉が素晴らしい川古温泉、秘湯という言葉が似合うかもしれない。
なぜなら、川古温泉には温泉施設が一つしかないからだ。
この川古温泉に唯一ある施設「浜屋旅館」は大正末期から創業している老舗の温泉宿。現在のご主人、林泉氏で3代目。
川古温泉の歴史とも言える旅館である。
主人の林泉氏は、「温泉だけの力じゃなくこの旅館に来ることで転地療養の効果もあるのでしょう」と語る。
良質の温泉に浸かり飲泉まで可能な川古温泉。露天風呂からは大自然の景色を楽しめリラックスできる。
まさに、温泉旅行で楽しむだけの温泉ではなく、湯治のための温泉なのである。